河川敷近くに建つ住宅。
戸建て住宅が規則的に並ぶ住宅街とは違い、周辺は工場、病院、生産緑地、戸建木賃アパートなど用途も規模も異なる建物がごった煮となっている。
photo:googlemap
周辺の特質を意識した現代的なアプローチとして恣意的に凹凸を付けてみる。 建蔽率が低く官民界が明確でない建ち方は素直な気がするが在るべき姿に疑問が残った。 この敷地には受け身でない建築が必要なのではと考える。
戦中戦後の資材不足と近代思想でせめぎ合った時代の強い建築の姿を思い浮かべる。
荒廃した戦災地や新開拓地に作り出された光輝くオブジェ。光と風のみを頼りに想像された純粋形態。その現代的な解釈を試みる。
photo:satoshi asakawa
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